こころ と あたま

精神科看護師を経験し、将来は精神科医を目指して今春から医学生になる僕のつぶやきです。概ね私見なのでご承知願います。

「ガラルのすがた」は人にもあるか

ポケットモンスター ソード/シールド』にハマっています。

ポケモンをプレーするのは『サファイア』以来だったので、いろいろと進歩し過ぎてて感動。あるあるですが、フィールドが立体なことに驚いています。
従来のポケモンたちも出てくるんですが、「ガラルのすがた」となったポケモンが中にはいて、ムーミン谷にいそうな「ニャース」がいたり、「サニーゴ」が白化していたりして、タイプが変わっていることもあるので楽しいところ。
 

「ガラルのすがた」をとる理由

地球でも、地方が違えば動物たちの姿も変わる。生物学的適応の結果を見ることができます。その自然のシステムを、ゲームの中でも表現されています。気候変動により白化したサニーゴを除いて、何世代にも渡って微妙な変異を積み重ねて、種はその地域特有の進化をしていったようです。
公式の図鑑から、進化の経緯を知ることができました。
 
ニャース」ソードに記載あり
もさもさの髭はクロガネなんですね。
 
マタドガス」シールドに記載あり
「なぜか」というよりこっちの方が有利にはたらいたんでしょうね。
 

「水のない惑星のすがた」のヒト、ジャミラ

ヒトが進化した例で言えば、ウルトラマンジャミラです。ぬりかべみたいなやつ、あれ、もとは人らしいです。
一世代でここまで変われるのはすごい。遺伝子の発現を変えに変えても、口から吐く100万度の高熱火炎と、インド象5000倍の腕力は出せるのか何より身長50m、体重1tはえぐい。(*1)
生物学的適応では説明がつきません。唯一、考えられるとしたら「強い執念による変化」です。ええと、本題はなんだ。
 

「ガラルのすがた」は人にもあるか

これこれ、本題。こんなことを考えました。「ガラルのすがた」は人にもあるか。
きっかけは沖縄旅行中、いつもよりテンションが高い自分であることに気づいたことです。沖縄の温暖な気候により、なんとなく開放感を感じました。旅行を思い切り楽しみたい気持ちもあるんでしょうが、もっとベースの部分で、活力みたいなのが普段より高くなっていた感じがしました。
100万度の炎を吹くことはありませんでしたが、「沖縄のすがた」の僕になっていました。
 

環境調整により、ベストな「〇〇のすがた」を見つける

病院勤務時代、患者さんの退院への支援で「環境調整」も気にかけていました。
いくら今の投薬の内容で症状が抑えられていても、日常生活に戻ることでストレスがかかり、調子を崩して再度入院となる患者さんが、どの地域においてもいられるはずです。
「ここで一か八か、沖縄に移住してみましょう!!」なんて突拍子もない提案はすべきではないですが、ちょっとした気がかりさえなくなれば、調子良く過ごせる人も中にはいるのではないでしょうか。
各論に入ると、本当に一人ひとりの状況をしっかり聞き込んで、いろんな角度から検討してという作業になるので、まったく具体的な話は出ないままこの記事は終わりますが、「しんどいときは、思い切って環境を変えてみる」がいいかもって話。(余談多すぎて埋もれたイイタイコト)